PAGE TOP

cat01_14

彼岸花より

2017/09/30

彼岸の頃に花を咲かせる“彼岸花”。たくさんの別名があるとニュースで見て、ちょっと調べてみました。
剃刀(かみそり)花
狐(きつね)花
天蓋(てんがい)花
雷(かみなり)花…
ちょっと怖いのだと
地獄(じごく)花
死人(しびと)花…
日本での別名は、方言のものも合わせると1000以上あるそうです!それだけ特別に感じる花ということでしょう。炎のような美しさに少し悼むような気持ちを、私も感じていました。
その所以は、咲く時期や、通常の草花とは逆の生態であること(秋に咲いて、冬に葉を茂らせ、春に養分を蓄え、夏を迎える頃に枯れる。また、別名「葉見ず花見ず」その葉と花を一緒に見ることができない性質。)、球根に毒があることのようです。
怖れる気持ち…。ですが、それだけではありませんでした。
球根の毒はさらして抜き、飢饉の時は食料にしていたそうです。怖い名前や迷信は、子供が誤って食べないよう近づけさせないため、でもあったと。また毒があることを利用し、お墓の回りに植えて動物に荒らされないようにしていたそうです。安らかに眠るように…お守りのような役目があったのです。
花言葉は「情熱」「独立」「悲しい思い出」…そして「再会」「また会う日を楽しみに」大切な人といつかまた、巡り会える。そんな想いも込められていたのでしょう。
少し怖いイメージからたどって…弔う心、大切に思う気持ち、人に対する愛情…に出合いました。
最後に。別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は仏典にも出てくるサンスクリット語(アジアの古代語)で、意味は“天上に咲く紅い花”。良いことがある前兆だそうです。

Comments are closed.